以前の隅田川花火大会の記事にも書きましたが、オリンパスのOM-D E-M10というカメラを使っています。マイクロフォーサーズの中級機です。
オリンパスから新レンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PROが発表されました。最近はあまりカメラやレンズの情報をチェックしていませんでしたが、これはとても気になります。
現在使用中のレンズ
今使っているカメラとレンズのこちらの写真のものです。
本体は先ほど書いたようにOM-D E-M10です。レンズはM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を使っています。
他にパンケーキズームレンズという売り文句のM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZというのも持っています。
もともとカメラ本体を買った時にはこっちのズームレンズを一緒に買いました。それまでのカメラでもズームレンズで使っていたので、とりあえずズームレンズが便利だろうということと、パンケーキという利便性に惹かれて購入し、最初ははりきって使っていたのですが、そのうち何だか飽きてきて、カメラ自体をあまり使わなくなってしまいました。
カメラについては、定期的に盛り上がって新製品を買ったりしてきましたが、しばらくすると飽きて放置するというのを繰り返していました。
どうもズームレンズがかったるいんじゃないかという気がしてきて、それで初めて買った単焦点レンズが25mm F1.8で、これを買って以来、自分の人生の中で最長のカメラ愛用期間が続いています。
単焦点レンズの魅力
ズームレンズのほうが画角の調整ができるわけで、便利なのは間違いないです。ただ、自分のようにそれほど写真の腕がない場合は、単焦点レンズの方が簡単に扱えます。
どういうことかというと、ズームレンズの場合はカメラを構えてからどの範囲を撮るのか調整ができるわけですが、調整ができるということは自分で選択して決めなければいけないことが増えるわけです。
単焦点だったら撮影範囲を調整をするのには自分が動くくらいしか選択肢がなくて、その中で一番いいと思う画でシャッターを切ります。ズームという選択肢がない分、余計なことを考える必要がなくて思い切って写真が撮れます。
また撮影範囲を自分の体を動かして調整するというのも、写真を撮ることの楽しさを体で感じることにつながり、継続してカメラを持ち歩く契機になります。
普段からカメラを持ち歩いていて、ズームができればいいのにと思うことはめったにありません。
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8の満足度
25mm F1.8というのはとても使いやすいスペックです。
25mm(35mm判換算 50mm)というのは一番無理をせず写真を取れる画角です。45mm F1.8も大変評判のいいレンズで、ポートレート撮影には最高ということですが、一本で全ての用途を済ませるのには画角が狭すぎると思います。25mmの場合はこれ一本持ち歩けば日常のスナップ撮影には十分です。
F1.8という明るさも背景のボケが楽しめていいですし、接写もできるので料理の写真を撮るのもいいです。でも私は料理の写真が苦手でなかなかおいしそうに撮れないですが。
ついに出た25mm F1.2
その愛用している25mm F1.8と同じ画角で、M.ZUIKO Proシリーズ初の単焦点レンズが出たわけです。
まだ発表されたばかりなのでレビュー記事がないため、詳細はわかりませんが、かなり期待できます。
使うとしたら日常的にこれ一本だけ持ち歩くことになると思います。普段の荷物はなるべく減らしたいので、交換レンズを持ち歩いたり、でかいカメラは持ち歩きたくありません。
そうなると気になるのが重さとサイズです。25mm F1.8が135g、46mmなのに対して、25mm F1.2は410g、87mmです。3倍ほどの重さになります。これが自分が持ち歩くのに問題ない重さとサイズなのかは実物を見て判断したいところです。
値段はオリンパスのオンラインショップで142,560円。簡単には買えませんが、レンズの性能は写真の出来栄え、写真を撮る楽しさに直結するので、ぜひとも手に入れたいところです。