築40年の中古マンションを購入し、リフォームした我が家、そのリフォーム費用を完全公開するシリーズ、全ての記事をまとめてみます。
これまで我が家のリフォームにかかった費用を、ポイントごとに記事にしてきました。
今回は、リフォーム工事全体の費用をまとめます。
リフォーム業者の費用の総合計は666万円
リフォーム業者の費用は約666万円でした。
金額 | |
キッチン | ¥1,220,861 |
LDK・寝室 | ¥2,236,690 |
洗面所・トイレ | ¥524,215 |
浴室 | ¥1,038,805 |
玄関廊下 | ¥311,700 |
その他 | ¥895,750 |
諸経費 | ¥435,961 |
<合計> | ¥6,663,982 |
ちなみに当初の予算としてリフォーム業者に伝えていた予算は、500万円でした。
工事開始直前までは500万円を若干オーバーするかな、という程度だったのですが、浴室のリフォームをすることになったので、消費税を含めれば200万円のオーバーとなりました。
施主支給として持ち込んだ部材の費用は、合計25万円
リフォーム業者が調達できなかった部材、建材については、ネット通販で購入して、持ち込みにしました。
金額 | |
キッチン持ち込み部材 | ¥201,769 |
トイレ・洗面アクセサリー | ¥4,050 |
スイッチ・コンセント | ¥40,320 |
<合計> | ¥246,139 |
キッチンの天板(ワークトップ)と棚板に使ったウォールナットの集成材が費用の大半を占めます。
キッチンリフォームの費用は140万円
キッチンのリフォーム費用は、施主支給の部材を含め、140万円でした。
完全オーダーメードのキッチンとしては格安だと思います。
収納機能のない、本当にフレームのみのキッチンなので、収納の機能は劣ります。しかし、余計な収納を作らないというのが我が家のコンセプトで、実際に使い始めてからも、不便なところはありません。
リンナイのドロップインコンロ、白色のカラーステンレスシンク(COMOシンク)、富士工業の換気扇を採用しています。
LDK&寝室のリフォーム費用は220万円
LDKと寝室のリフォーム費用は220万円でした。
リフォーム前は3LKという間取りでした。それを1LDKに間取り変更しています。
変更前の間取り↓
- LK: 9畳
- 洋室: 7.5畳
- 和室: 6畳✕2
- 押入れ: 1畳✕2
変更後の間取り↓
- LDK: 20畳
- 寝室: 7.5畳
- ウォークインクローゼット: 3畳
寝室とLDKの間にはウォークインクローゼットを配置しました。
床は全てバーチの無垢材フローリング、壁は珪藻土の塗り壁です。
トイレ&洗面所のリフォーム費用は55万円
トイレと洗面所のリフォーム費用は55万円でした。
配置変更はしていません。トイレや洗面ボウルの設備更新、壁と床の貼り直しをしています。
この部分については自然素材は使わず、クロスの壁紙と塩ビのフロアタイルです。
洗面所の鏡と照明はリフォーム前からあるものを再利用しています。
浴室のリフォーム費用は104万円
浴室リフォームの費用は104万円でした。
リフォーム工事開始直前まで、浴室は再利用するつもりでした。マンションの引き渡し後、急遽リフォームすることになったため、検討時間が取れず、非常に不満の残る出来栄えです。
なるべく早く再リフォームをしたいと考えています。
玄関廊下のリフォーム費用は31万円
玄関廊下のリフォーム費用は31万円でした。
既存の床の上にバーチの無垢フローリングを張り、壁は珪藻土の塗り壁です。
既存の下駄箱を撤去し、玄関収納としてオープン収納を設置しています。
その他費用・諸経費は137万円
その他の費用、リフォーム業者の諸経費は137万円でした。持込したコンセントスイッチの費用を含みます。
電気工事ではとんでもないミスもあり、リフォーム工事は油断できないものと感じました。
リフォーム業者の諸経費は全体費用の7%を請求されました。7%という割合自体は一般的な事例と比べると少ないようです。
まとめ
以上、我が家のリフォーム工事の費用を完全公開するシリーズ、総まとめの記事でした。
我が家のリフォーム、全体のコンセプトは
- 無垢材フローリング、珪藻土塗り壁の自然素材の採用
- 収納は極力作らず、最低限のオープン棚のみにする
- 細かく部屋割りせず、大きなLDKを確保する
といったところです。
これらのコンセプトは私たちの生活にマッチしていて、とても快適に暮らせています。
反面、浴室のリフォームは不満が残っています。また、リフォーム業者の比較を余りしなかったため、費用の妥当性については疑問に残る部分もあります。
再リフォームに向けては、この経験を活かし、業者選びやプランの検討を進めたいです。