リフォーム前から残っているドアノブに愛着が湧いている

うちのマンションのリフォームでは、間取りも大きく変更し、水回りも全て変更したのでリフォーム前の痕跡はあまり残っていないのですが、3箇所のドアはもとのものを再利用しています。

リフォーム前から残っている建具はドア

リビング、寝室、トイレの3箇所にドアがあって、間取りの変更後も、再利用しています。

ドアの色は塗りなおしていて、もとはクリーム色だったやつをターコイズブルーにしています。そういう意味ではドアも、もとのままとは言えなくて、それでは何が残っているかというとドアノブです。

築40年のマンションの愛すべき内装

もとの売り主さんが住んでいる状態で内見し、引き渡しもされたので、築40年のマンションの内装を目撃しています。和室の土壁など、うちの実家も昔はこんな感じだったなあというような風合いでした。

その中でも興味をひかれたのは、コンセントと照明のスイッチでした。写真を撮ってなかったのが残念ですが、今となっては見かけない古めかしいコンセントやスイッチでとても気に入りました。

そのまま再利用しようかとも思いましたが、その後、コンセントやスイッチについて調べていてアメリカから輸入したものを販売しているサイトを見つけて、日本の昔ながらのものも良いですが、輸入物を使うのもいいと思って、廃棄処分となりました。

最終的にリフォームという試練を生き延びたのはドアノブ

コンセントやスイッチは残念ながら生き延びれなかったのですが、ドアノブはもとのまま残っています。

かつてはあちこちで使われたと思われるデザインのドアノブですが、今となってはほとんどみかけません。私の子供のころの記憶では、こういうドアノブに布のカバーがかけられて使われていました。

昔は電話機にもカバーがついていたり、テレビとかにもレースがかけられたりしていましたね。記憶の片隅に残っています。

うちのマンションでは、業者がリフォーム済みの物件を売り出しているのを定期的に見かけます。その場合、こういうドアノブが生き残ることはないでしょう。今風のありきたりな建具に交換されると思います。

ドアは塗装し直していますが、それでも40年間使われたことを感じさせる傷やへこみがあります。ドアノブも写真を見ていただければわかりますが、長年使われた人の痕跡を感じるものです。

リフォームですっかり自分好みに生まれ変わった家の中で、わずかに残る、自分が住む前の長い年月を感じられるものとして、このドアノブに愛着を感じます。

本日のおまけコーナーはワタリガニのトマトクリームパスタ

ワタリガニが3杯で千円で売ってたということで妻が買ってきました。

1杯は塩茹でにして、残りの2杯でトマトクリームパスタを作りました。魚介のトマトクリームパスタは間違いのない旨さです。

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