普段はそれほど部屋が片付いているわけではありません。色々と散らかっています。
そこで休みに日には一気に部屋の片付けを始めるのですが、なかなか一筋縄ではいかないものです。
今回は棚の上、床の上、テーブルの上など各所に放り出されたものを一旦テーブルの上に放り出しました。こうすることで、片付くまで日常生活に戻れないので嫌でも完了するまでがんばることになります。
テーブルの上に置いた様々なものをゴミ袋に放り込んだり適切な位置に戻したりする間に、妻が床の拭き掃除などをしてくれます。順調に進んでいるように見えましたが、昼時になり、お腹が空いてきます。しかしテーブルの上は放り出されたもので埋まっていて使えません。
そこでキッチンカウンターでそのまま食事をすることにしました。
本日はブロッコリーとアンチョビのパスタ
冬のブロッコリーはおいしいです。ペースト状にしてパスタのソースにするのもいいですが、今回はアンチョビのソースで作りました。
ブロッコリーを茹でる
たっぷりのお湯に塩を入れてブロッコリーを茹でます。この後パスタと合わせるときに火が入るので、固めに茹でます。だいたい一分位でしょうか。
茹で上がったブロッコリーは氷水に入れて、余熱が入らないようにします。緑色の野菜全般に言えることですが、茹でた後に氷水に入れることで綺麗な色になるし、歯ごたえがちゃんと残ります。
以前に近所のレストランに行った時に、ステーキの付け合せのほうれん草が美しい色、かつしっかりした歯ごたえがあって大変おいしく、コツを聞いたところ、茹でた後に氷水に入れることだと教わったので、それ以来、実践しています。おいしさが違います。
パスタソースを作る
パスタを茹でている間にソースを作ります。
フライパンにオリーブオイルを入れ、叩き潰したにんにく、唐辛子、アンチョビを加えて、弱めの中火でオイルに味をつけていきます。いい匂いがしてきたら、ミニトマトを入れて軽く火を通し、白ワインをかけます。
主役の登場
パスタが茹で上がりそうになったら、茹で汁をフライパンに入れ、ブロッコリーと茹で上がったパスタを加えてあえます。
パスタにソースが染み込み、ソースの水分量がいい感じになったら出来上がりです。
パスタをおいしく作る3つのコツ
パスタ料理はパスタを茹でる鍋とソースを作るフライパンの組み合わせで調理します。ソースは基本的にパスタを茹でている時間のうちで作ります。
この道具と時間の制限があることで、一定の型にはめ込むことができるので、その型を習得すれば様々な応用がききます。
調理の上で注意すべき点は、以下の3点です。
- パスタを茹でるときに入れる塩。パスタ料理で使う塩はこれのみです。パスタ本体に味をつけるのと、ソースに茹で汁を入れることで料理全体の塩分をまかないます。たっぷり入れましょう。
- オイルの量と味付け。オリーブオイルもたっぷり使いましょう。にんにくや唐辛子などでオイルに味をつけるのが重要です。ベーコンやパンチェッタを使ったパスタ料理の場合は肉の脂分がオイルの代わりです。
- ソースの水分量。多すぎるとびちゃびちゃになりますし、少なすぎるとパサパサになります。茹で上がったパスタを入れた後、フライパンを振ってあえるのですが、ねっとりとソースが絡みつくのが理想です。フライパンに入れる茹で汁の量で調整します。
これをマスターすればたいていのパスタ料理はおいしくつくれます。
ちなみにパスタの茹で加減も最重要項目ですが、ポイントは3つにしたほうが説得力がある気がするので、今回は除外しました。フライパンに移す段階で一本つまんで食べてみて微妙に芯が残っているくらいにするのが基本です。
おいしく食べたら掃除の続き
キッチンカウンターの上に無理やりフリースタイルAQUOSを設置し、テレビを見ながらおいしく食べました。トマトとワインの酸味がきいたソースがパスタに絡まっていい感じで、ブロッコリーの食感も素晴らしいです。
ワインも飲んでいい気分になったら掃除を続けます。
普段の生活の中で、机や棚の上に無造作に物を置いてしまうので、次第に部屋の中が混沌とした様相を呈してきます。
そんな時には一度テーブルや床の上に全部ぶちまけて、捨てるもの、片付けるもの、元の場所に戻すものを選別します。
定期的にこういう片付けをすることで余計なものを捨て、快適な空間を取り戻すことができます。
うちの部屋にはものをしまい込むような収納をなるべく作らないようにしています。そうすることで余計なものがあるのが目に入るようになり、定期的に片付けをする気持ちになります。
そんな感じで持ち物の量を減らしたシンプルな生活ができるよう心がけています。