昨日の記事で書きましたが、うちのマンションの別の物件でユニットバスを入れている事例があることが判明し、俄然、現在の我が家のお風呂場に対する不満が湧き出てきました。
ところで、うちのようなユニットバスではないタイプのお風呂場のことをなんと呼ぶのでしょうか。調べてみました。
そもそもユニットバスの定義とは
ユニットバス、またはシステムバスという言い方をしますが、これはシステムキッチンと同じような意味で、要するに規格品ということです。
製品ごとに壁のパネルや、浴槽、シャワーや蛇口などが決まっていて、サイズのバリエーションはありますが、工場で生産され、現場では組み立てのみが行われます。
またユニットという名称の通り、浴槽、壁、床、天井の間につなぎ目がなく、水漏れの心配が少ないです。
トイレと浴室が一体となったものをユニットバスと呼ぶわけではない
昔は一人暮らし用のアパートでよくある、トイレと浴室、洗面台が一体になったもののことをユニットバスと呼ぶのだと思っていました。「ユニットバスはいや!トイレとお風呂別の物件に住みたい!」などと言っていたりしました。
もちろんそれもユニットバスなのですが、ユニットバスの定義はあくまでも規格品のお風呂ということで、トイレとお風呂が別の場合でも、規格品の一体型のお風呂のことをユニットバスと呼びます。
ユニットバスではないお風呂のことを何と呼ぶのか?
規格品の組み立て式のお風呂ではなく、それぞれの家に合わせて工事をするお風呂のことを何と呼ぶかというと、「在来工法のお風呂」、「在来風呂」と呼びます。
つまりオーダーメイドのお風呂ということです。
うちのお風呂は在来工法でかつ古臭い
これはうちのお風呂の写真ですが、タイル張りの床の上に浴槽が置いてあります。
浴槽にためたお湯を抜くときは、浴槽から床にお湯が流れ、床の排水口に流れます。
写真を見てもらうとわかると思いますが、ガス湯沸し器のパネルが浴室の中にあって、ガスの元栓も浴室内です。
これは私がこの物件を購入した時と同じ形式で、遡ること更に10年前にリフォームしてその形式になったそうです。それ以前はおそらくバランス釜というやつだったと考えられます。
在来工法ならしっかり工夫をするべきだったし、ユニットバスを入れることも出来た
築40年のマンションなので、様々な制限があるのはしょうがないです。
ユニットバスが入れられるにしても、サイズが今よりも小さくなってしまう可能性があります。
ただ残念なのは、するべき工夫や調査をしなかったために、リフォーム前の状態とほぼ同じ形式にしてしまったことです。
在来工法のままにしても、ガス給湯器が浴室にはみ出しているのは何とかしたかったですし、湯船の排水が床に流れ出さないようにもしたかったです。
うちのリフォームをお願いした業者にそこまでの知識がなかったということもありますが、お風呂場のリフォームは専門の業者に頼むことも出来たわけで、その手間を惜しんだことが悔やまれます。