うちのリフォームを検討している時に、IKEAのインテリアが大変参考になりました。結局、IKEAの家具を買うことはなかったのですが、店舗での展示やカタログの写真から家具の組み合わせや生活空間の作り方など、色々なアイデアをいただくことが出来ます。
今回久しぶりに新三郷にあるIKEAに行ってきました。
また、同じ新三郷にあるコストコにも行ってきましたので、レポートしてみます。
IKEAでキッチン関連の展示を見学
日本のキッチン・メーカーにはない、無垢集成材のキッチン・ワークトップ
うちのキッチンは、スチール・フレームにウォールナットの無垢集成材をのせたシンプルなものです。
リフォームをすることになって詳しく調べるようになる前は、キッチンのワークトップといえば、ステンレスという固定観念がありました。
実際のところ、日本のキッチン・メーカーのワークトップはほとんどがステンレスです。
無垢集成材のワークトップは定期的にオイル塗装のやり直しが必要なので、手間がかかり、きちんと使わないと木材が傷んでしまいます。
キッチン・メーカーとしてはクレームのことも考えるとなかなか採用しにくいのでしょう。
イケアで購入できるキッチン・ワークトップ
IKEAではシステム・キッチン一式も売っていますし、それぞれの部材を個別に購入することも出来ます。
IKEAで扱っているキッチン・ワークトップには、大きく分けて4種類の素材があります。
- メラミンラミネート
- 木製のワークトップ
- 人工大理石
- ステンレス
店舗ではそれぞれの素材を使ったキッチンの展示が多数あります。
メラミンラミネートは安っぽい感じがしますし、ステンレスはありきたりな印象です。人工大理石は落ち着いた感じで高級感がありますが、やはり自分が一番好きなのは木製のワークトップです。
IKEAの木製ワークトップには集成材と突き板のものがあります。突き板というのは、パーティクルボード(木材の小片を接着剤で固めたボード)を無垢材の薄い板でおおったものとのことです。
集成材と突き板については、今回見た感じでは、違いには気が付きませんでした。(展示を見ている時には木製のワークトップは全部集成材だと思っていました)
パントリーに憧れます
パントリーというのはキッチンの隣りにある食料庫のような小部屋のことです。
うちでは狭いマンションをなるべく広く使いたいという趣旨でリフォームをしたので、そういう小部屋のようなものは作りませんでしたが、イケアの展示を見ると広い家だったら、こんなのが欲しいなという思いが強くなりました。
エレクトロラックスの食洗機が15万円?
最近、食洗機の導入を検討しています。
食洗機を買うのなら、容量が大きくて使い勝手がいい、海外製がよいと思っているのですが、IKEAにはエレクトロラックスの横幅60cmの食洗機が売っていました。
http://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/60315120/
エレクトロラックスの同サイズの最新機種は、25万円します。
http://kakaku.com/item/K0000814833/
IKEAのものは、1世代前の製品をベースにしているようです。最新機種ではカゴが3段になっていて、一番上の段がカトラリー用になっています。IKEAのものはカトラリーは専用のケースに入れて、下の段のカゴに入れて洗うことになるようです。
最新機種に比べたら不便なところはあるでしょうが、海外製の食洗機は、ミーレとかASKOとか、とにかく高価です。その中で、このIKEAの15万円の食洗機は、かなり魅力的です。
実際に自宅に取り付けるとなると、電気や給排水の工事が必要で、更に費用が必要になると思います。自宅に導入できるかどうか、さらなる検討が必要です。
55平米のマンション1戸まるごとのサンプル
キッチン回りの話ばかりになってしまいましたが、IKEAには、もちろんキッチン以外にも沢山の展示があります。面白かったのは55平米くらいのマンション1戸をまるごとIKEAでコーティネートした展示です。
かなりリアルな間取りになっているので、中古マンションを購入してリフォーム、リノベーションをしようと考えている人には、大変参考になると思います。
IKEAからコストコへはしご
新三郷にはIKEA、ららぽーと、コストコと、大型の商業施設が隣接しています。
ということで、IKEAからコストコへはしごをしてみました。
コストコは会員制のスーパーマーケット
コストコは、お店に入るためには会費を払って会員になる必要があります。
仕組みを理解していないと戸惑うことになると思うので、簡単に説明しておきます。
会費を払って会員カードをゲット
お店に入って買い物をするには会員カードを作る必要があります。個人会員は年会費4,400円(税抜)です。
初めてコストコに行く場合、店の入口付近にあるカウンターで年会費を払い、会員カードを作ります。その時に顔写真を撮られるので、会員カードには自分の顔写真がプリントされることになります。
一人が入会することで、同居家族一人が家族会員になることができます。家族会員も顔写真を撮って会員カードを発行してもらいます。
会員カード一枚で同伴者2人まで入店可能
会員カードを発行してもらったら、店の入口から会員カードを提示して入店します。
会員カード1枚で2人まで同伴者が入店可能になります。家族カードに対しても2人までの同伴者が入店可能です。また、18歳未満の子供は何人でも入店可能です。
つまり、1人が入会すれば、家族会員1人、それぞれに同伴者2名ずつ、最大で合計6人が入店できることになります。
会計後、店を出るときにも会員カードの提示が必要
店を出るときにも会員カードを提示して、レシートと買い物したもののチェックを受ける必要があります。
コストコで買い物するのは楽しい
4,400円の会費を払ってまでコストコで買い物をする価値があるのかと疑問を感じる人もいると思います。
実は私も、以前に友達に誘われてコストコに行き、入会して1年以内なら会費の返金が可能ときいて、1年以内に退会するつもりでした。
今回コストコに行くのは2回目で、退会しようと思っていました。
ところが、実際に買い物をしてみると何だかとても楽しいんですよね。それで退会する気はなくなってしまいました。
値段だけではないコストコの魅力
どんな魅力があるのか考えてみました。
- 巨大な倉庫店舗の非日常感
- 普通では見かけないビッグサイズの商品たち
- オリジナルブランドのカークランドシグネチャー
こんなところでしょうか。
巨大な倉庫店舗
とりあえずでっかいです。
この写真は野菜などの生鮮食料品を売っている場所で、1部屋まるごとが、冷蔵庫になっています。巨大な冷蔵庫の中に入って買い物をするという他にはない体験が出来ます。
ビッグサイズの商品
商品もでっかいです。
普通のスーパーで売っているようなサイズのものはなくて、基本がケース買いだったり、洗剤の詰替えパックも最大サイズです。
かたまり肉も、ハナマサでも見かけないような巨大なサイズのものがあります。
エンジンで動く高圧洗浄機なんてのも売っていたりします。
日本の家庭で本当に使う機会があるのか疑問に思ったりしますが、見ているだけで楽しくなるし、そんなビックサイズ商品を使う生活を妄想してみるのも一興です。
オリジナルブランド
カークランドシグネチャーというコストコのオリジナルブランドがあります。
トイレットペーパーやキッチンペーパーなどの日用品、お菓子や飲み物などの食料品があります。
今回はトイレットペーパーを買ってみました。
初めてコストコに行った時に、他の人がカートに入れているのを見て、その大きさに圧倒されました。30ロール入りです。
1ロールあたりのボリュームも、普通の日本のペーパーに比べて大きいです。
左がコストコ、右側が普通のトイレットペーパーです。
値段は30ロール入で1,898円でした。
Amazonでも買えます。
とにかくでっかいのが楽しい
結局のところ、何でもでっかいのが楽しいということして言っていないような気がしますが、とにかくコストコでしか手に入らない商品や体験があるわけです。
ビックサイズなショッピングカートにビッグサイズな商品を入れていくと、テンションが上がってきます。
お会計の後にはホットドックとコーラを食べていくのもおすすめですが、結構混んでいたので、今回はそのまま帰りました。
カートを駐車場まで持っていくことが出来ますので、車まで買い物した荷物を運んで行きます。
ところで新三郷のIKEA、コストコまでの交通手段は?
うちには自動車がありません。今までにIKEAとコストコ、1回ずつ行っていますが、電車で行ったのと、友人に車で連れて行ってもらいました。
新三郷のIKEAとコストコは駅から近いので、お店を見て回るだけなら電車で行っても問題ありません。IKEAでインテリアのアイデアを膨らませて楽しみ、食堂でスウェーデン・ミートボールを食べてお腹を膨らませることも出来ます。
今回はコストコでがっつり買い物を楽しむつもりでしたので、車を借りることにしました。
最初はレンタカーにしようと思っていたのですが、最近あちこちの駐車場で見かけるカーシェアリングを利用してみることにしました。
その時の体験を別の記事にまとめています。
IKEAやコストコでイメージできる生活スタイル
IKEAの、部屋を丸ごと再現した展示は見ていて楽しいし、自分の家にも応用したいアイデアが詰まっています。ただ、それぞれの家具をよく見てみるとどうしても安っぽい感じのものが多く、何年も使い込むとアラが出てきそうなところはあります。
その中でも組み合わせ方や使いどころを工夫すればいい感じになりそうなものもあります。IKEAの展示で自分の理想の生活スタイルをイメージして、同じような商品でより良い物がないか、ネットを使ったりして色々と調べるのが良いと思います。その上でIKEAのものがコストを含めて一番良いという場合もあると思います。
コストコはビックサイズの食料品や生活用品が揃っているので、自分たちが日常的に常備しておきたい物をがっつりと買い置きできるのがよいです。とりあえずトイレットペーパーは当分買いに行かなくてもよさそうです。
この二つの店舗には定期的に通いたいと思います。IKEAのミートボールや、コストコのホットドッグなど店内での食事も非常に魅力的ですので、おすすめです。